4P-症候群(合併症・療育)

4p-症候群が小児特定疾病と指定難病の対象になり、ネット上にも情報が載るようになりました。

4p-症候群の説明については、リンク一覧を参照してください。

 

4p-症候群のほとんどの子どもたちは、成長がゆっくりで小柄でほっそりさんのお子さんが多いです。

でもとっても可愛らしいお顔立ちです。

 

4p-症候群の子どもたちは、様々な合併症を持って生まれてきます。

症状の出現は痙攣であったり、心臓にあったり、内臓にあったり、子どもによって違います。

 

先ずは主治医と相談して合併症の治療と療育が始まります。

 

療育を受ける先として、病院や療育園・療育センター(地域によって名称が違います)などがあります。

(主治医や地域担当の保健師さんにお聞きください)

 

 


<療育>について

4p-症候群の子どもたちが受けている療育として、主に理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)があります。

これらは医師の指示のもと、療育が行われます。

(ダウン症のお子さんが受けている療育と言えばわかりやすいでしょうか。ダウン症に関する本は沢山出版されているので、参考にされるのもいいかもしれませんね。)

 

 

 

理学療法(PT)...

理学療法士による身体の基本動作訓練です。

座る、立つ、歩くなど日常の動作機能を促すため、筋肉や関節を動かすなどの運動療法です。

ボイタ法、ボバース法などがあります。

 

(理学療法士とは|公益社団法人 日本理学療法士協会)

http://www.japanpt.or.jp/aboutpt/physicaltherapist/index.html

 

 

 

作業療法(OT)...

作業療法士による日常生活で必要な機能訓練です。

手先を使うこと(スプーンやお箸、鉛筆など)や姿勢(椅子に座って机での作業、積み木やはさみ)など、日常生活に関わる細かな動作機能向上の療法です。

発達障害の傾向があるお子さんによく利用される感覚統合療法などもあります。

 

(作業療法とは|一般社団法人 大阪府作業療法士会)

http://osaka-ot.jp/beginner/ottoha/

 

 

 

言語聴覚療法(ST)...

言語聴覚士による話すこと(ことば)や食べること(摂食・嚥下)など、言語などのコミュニケーション機能ならびに食べる機能向上の療法です。

 

(言語聴覚士について|一般社団法人 日本言語聴覚士協会)

https://www.jaslht.or.jp/whatst_n.html

 

 

 

※理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は国家資格です。